ワキ汗が気になる! ワキガと多汗症の違いと見分け方
「汗をたくさんかく夏に限らず、一年中ワキ汗が気になる…」という、ワキ汗コンプレックスになっている方も少なくないのではないでしょうか。
ワキ汗が気になっていると、色の濃い汗が目立ってしまうような洋服が着られなかったり、ニオイがするのではないかと気になったり、なにかと落ち着きませんよね。
「もしかしてワキガなんじゃないか?」
「手術をしないといけないのではないか?」と不安になっている人もいることでしょう。
でも、ワキ汗が多いからといって、ワキガとは限りません。
なぜなら、多汗症である場合も考えられるからです。
ここでは、ワキガと多汗症の違いについて紹介いたします。
ワキガの場合はアポクリン汗腺から汗が出る
ワキガの特徴は、独特な鼻をつくようなニオイです。
なぜあのようなニオイがするのでしょうか?
それは、ワキにあるアポクリン汗腺というところから汗をかくためです。
汗自体にはニオイはありませんが、アポクリン汗腺から出る汗にはたんぱく質や脂肪が含まれており、それらの成分がワキにいるさまざまな菌と結びつくと、強烈なニオイを発するようになるのです。
ワキガの場合は、ニオイは気になりますが汗の量自体はそこまで多くありません。
また、遺伝によることが多いため、家族にワキガの人がいて「自分もワキガかも?」と疑われる場合には、病院に行ってみるといいでしょう。
【保険診療適用のワキガ多汗症】
多汗症はエクリン汗腺から汗が出る
ワキガと違い、エクリン汗腺というところから汗が出るのが多汗症です。
ワキガと比べるとニオイはありませんが、汗の量が非常に多く、洋服に染みて色が変わってしまうほど汗をかくこともあります。
多汗症の人では汗ワキパッドをしても間に合わないという人もいるかもしれません。
ワキだけでなく、手のひらや足の裏などにも汗をかきやすい人は多汗症の疑いがあります。
多汗症は精神的なものが原因であることも考えられますので、必ず手術をしなければ治らないというわけではありません。
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ワキガと多汗症を自分で見分ける方法
ワキガと多汗症の大きな違いは、ニオイがあるかどうかです。
しかし、自分のワキのニオイが臭いかどうかを知るのは難しいため、まずは両親がワキガではないかを確認しましょう。
上でも述べたようにワキガは遺伝によるものが多いので、もし両親のどちらかがワキガであれば、遺伝による可能性があります。
また、白いシャツを着ていてワキだけ黄ばむという場合は、ワキガの疑いがあります。
他にも、ワキガの人は耳垢がべたつくという特徴もあるので、耳掃除をしたときに確認してみましょう
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